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プレスリリース

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2006年11月

「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」

乳酸菌として日本で初めて花粉曝露試験施設で
花粉症の有効性を確認

−日本アレルギー学会秋季大会(11/2)にて発表−

 カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:石渡 總平)健康・機能性食品開発研究所は、花粉曝露試験施設(所在地:和歌山県有田郡有田川町、所有:NPO法人日本健康増進支援機構)において、当社保有の乳酸菌「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」を用いたスギ花粉曝露試験を実施しました。
 この試験は、NPO法人日本健康増進支援機構の榎本雅夫理事長らとの共同研究です。

 この花粉曝露試験施設の特長として、天候や地域によって花粉飛散量が大きく異なる自然環境に比べ、年間を通じて施設内で均一に花粉を飛散することができるため、花粉症に対する正確なデータを得ることができます。このような施設での乳酸菌の試験は、当社の「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」が日本初であり、世界的にみても例のないものです。

 試験では、花粉症ボランティア80名に、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」の菌末を配合したタブレットを摂取していただき、花粉曝露を行った結果、『眼のかゆみ』『鼻のかゆみ』において有意な改善が確認されました。この試験結果は、11月2日の日本アレルギー学会で、日本健康増進支援機構の榎本理事長が発表しました。


<「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」について>
 当社は、1997年より乳酸菌のアレルギー改善効果について研究を続けてきました。そのなかで、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」は、当社保有の乳酸菌の菌株の中から機能性・安全性・風味等に着目して選抜され、マウスを使った動物試験で最も高いIgE抗体抑制作用を示した乳酸菌です。すでに、この「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」では、花粉症、通年性アレルギー性鼻炎、小児アトピー性皮膚炎の症状が緩和されることをヒト試験において確認しています(*P3参照)。
 
<花粉曝露試験施設について>
 2004年11月、NPO法人日本健康増進支援機構が、自然環境の変化を大きく受ける従来の花粉症対応試験の欠点を補うため、室内に花粉を均一に飛散させ、正確なデータを取得することが可能な花粉曝露試験施設(EEU-Wakayama)を、和歌山県有田郡有田川町に日本で初めて建設しました。
 この施設では、30名のボランティア被験者が一度に入ることができ、規模としては日本最大です。曝露室内での花粉濃度は、部屋の外に設置された、レーザー測定器などにより確認できます。
 今回、この施設で、当社の乳酸菌「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」の試験を実施しました。本成果は、乳酸菌では日本初であり、世界的にみても例のないものです。
 
<試験内容>
 花粉曝露試験は、花粉飛散量が少なく、スギ花粉症患者に与える環境影響が少ない2005年9月〜11月の期間で実施しました。スギ花粉の飛散量は、和歌山市内最大飛散時と同レベルの10,000個/m3とし、常に均一になるように測定器で確認しながら、室内で3時間曝露しました。
 花粉症ボランティア80名は、初回花粉曝露後に、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」菌末配合タブレット3種類(菌末量20mg、60mg、180mg)とプラセボ(「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」菌末 未配合タブレット)の4群(各20名)にわけられ、8週間摂取しました。摂取後8週目に再び花粉曝露を行い、摂取前後の目や鼻などの自覚症状の変化を解析しました。
 
 
<結果>
 その結果、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」の菌末量20mg、60mg、180mgのどの群とも、花粉再曝露後の自覚症状として、『眼のかゆみ』、『鼻のかゆみ』に有意な緩和が認められました。
 また、Th2を活性化させる因子であるTARCの血中濃度を測定したところ、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」(180mg)の摂取によりTARCの上昇が抑えられている傾向が認められました。これらにより、「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」の花粉症への予防効果が示されました。


図1:曝露後の眼のかゆみ(1日後)


図2:曝露後の鼻のかゆみ(4日後)


図3:TARCの血清濃度


プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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